私たちの脳は、心と体を支配しています。だから、どうせエクササイズをするなら、脳の特性をふまえながら行ったほうが、より大きな効果が期待できます。
皿まわしエクササイズは、全身で大きく「無限大」(∞)を描くことで脳活性を実現するトレーニングです。
「∞」は無限大を意味するとともに、渦巻き(ボルテックス)模様を平面的に表現したものです。 ボルテックスとは、もともとは「回る」「回転する」という意味で、物体が螺旋(らせん)状にうずを巻く状態を指します。エネルギーが外側から内側に吸い集められて、大きな力を発揮する現象として、自然界ではよく見られます。
微視的(ミクロ)ではDNAの二重らせん構造から、巨視的(マクロ)には銀河系運動に至るまで、ボルテックスは文字通りすべての自然に作用します。科学者の研究によると、ボルテックス運動は「内部凝集運動」によって外部から内部に吸収される個体システムのエネルギーをより強くするといいます。
鯉の滝のぼりは、ボルテックス運動によって水のエネルギーを吸収しているのだと科学者は説明します。
皿まわしは、無限大を描きながら行うボルテックス運動で、とても単純な動作ですが、エネルギーが強化されるとともにに充実する感じがあります。体が回ると、脳も回り、考えも回り、心が楽になります。そして、体の細胞レベルから振動が起こり、エネルギーを浄化し、強化します。
また、皿まわしエクササイズの「無限大」(∞)を全身で描く動作が右脳と左脳の連携、統合を促すといわれています。
現代人は左脳偏重と言われています。無限大を全身で大きく描いて、右脳もバランス良く鍛え、本当の健康を回復しましょう。